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鹿島アントラーズのルーキー松村優太選手がデビュー9分で一発レッド!ファールに甘い少年サッカーのデメリットの現れではないのか?

今年の高校サッカー選手権で優勝した静岡学園を牽引した松村優太選手をご存知でしょうか?

静岡学園では10番を背負い、「静学のアザール」と言われたドリブラーで、高校卒業後に鹿島アントラーズに加入した。

そして先日行われたルヴァンカップの第1節で早くもプロデビューを果たした。

しかしその試合、出場9分で一発レッド退場してしまう。

退場になったプレーは、故意ではなさそうに見えたけど確かに危険なプレーだった。

この退場は、「デビュー戦での気持ちの高ぶり」「気持ちが前に出過ぎた」などと言われているが、自分は日本の育成の悪い部分が出たのではないかと思っている。

確かに松村選手自身の「気持ち」の部分はあったと思うけど、個人的な問題じゃなくて、もっと全体的な課題だと思う。

松村選手の退場はファールに甘い少年サッカーから生まれたものではないのか?

そんな風に思うのだ。

鹿島アントラーズ松村優太選手がデビュー戦で退場

令和2年2月16日、Jリーグ、ルヴァンカップ。

A組 第1節 名古屋グランパス VS 鹿島アントラーズ。

高校サッカー選手権で大活躍し、将来を嘱望される松村優太選手のプロデビュー戦はまさかの展開となった。

デビューの機会が訪れたのは、この試合の後半36分0−1の場面。

カップ戦とはいえ、1点ビハインドの局面で出番をもらえるのは期待の現れだろう。

しかし、1点を追いかける後半45分にドリブルでPAに進入し、流れたボールに滑りながら右足を伸ばした際、先にキャッチした名古屋GKランゲラックと交錯してしまう。

このとき松村はスパイクの足裏を見せて滑り込む非常に危険な体制で、このプレーに対してランゲニックも激昂。

主審に呼び出された松村はレッドカードを提示された。

このプレーは故意ではなかったと思う。

デビュー戦で高ぶって気持ちが前に行き過ぎて「やり過ぎてしまった」ように見えた。

明らかにキーパーの方がボールに近かったから、もっと余裕のあるときなら滑り込むことすらなかっただろう。

松村自身も「危険なプレーをしてしまった」「自分が悪い」と認めているような態度だった。

激昂して詰め寄るランゲラックや名古屋の選手に両手を上げて「自分が悪かった」というような姿勢を見せた。

レッドカードが提示されたとき、不満そうな振る舞いをしたのは、このような場面に関わらずサッカーでは当然だ。

こうして、未来を嘱望される松村優太選手のデビュー戦はほろ苦いものとなってしまった。

ちなみに、松村は試合後、Twitterに謝罪文を掲載している。

デビュー戦でした。

危険なプレーでした。

ランゲラック選手をはじめ、名古屋グランパスの皆様、ファン・サポーターの皆様には申し訳なく思います。

このことをしっかりと次への反省にしていきたいと思います。

雨の中たくさんのご声援ありがとうございました。

松村選手のTwitterから引用

18歳とは思えない立派な謝罪文だと思う。

また、このツイートの約3時間後にはランゲニックが返信。

Everything is fine! Please don’t worry mate!

(大丈夫だよ!心配しないでください!)

ランゲラック選手のTwitterから引用

このように18歳の若者を気遣った。

幸い、ランゲラック選手は怪我はなさそうだし、当事者が謝罪して、受け入れられたようなのでこれで一件落着。

松村選手には、これから頑張ってもらいたいと思う。

素直に謝罪した松村選手も、それに応えたランゲラック選手も素晴らしい。

ファールに甘い少年サッカー

ところで、少年サッカーってファールに甘いと思いませんか?

試合によっては実力差があったり対格差があったりして、どうしてもファールが多くなりがちな場合もあるけど、ほとんどカードが出ないのが少年サッカーだ。

この理由は3つある。

1 保護者審判など、審判の資質の問題

これは説明不用だろう。

そもそも審判の資質が低いという問題だ。

  • ファールが分からない

  • ファールを見れるポジショニングができてない

  • ファールを取るのを怖がる(取る自信がない)

こんな審判はたくさんいる。

そもそも1人審判の試合では、オフサイドも見る必要があるし、ジャッジはかなり難しいということもあるだろう。

サッカー経験のないお父さん審判では無理に決まっている。

2 子供が可哀想

「退場させるのは可哀想」だからカードを出さない審判。

このような審判もたくさんいる。

というか、ほとんどがこのタイプかもしれない。

少年ならではの殴ったり蹴ったり、「ケンカ」になるようなプレー?に対してはさすがにレッドカードを出すと思うけど、例えば、今回の鹿島の松村選手と同じプレーがあったとき、少年サッカーの試合ではカードが出ることはないだろう。

子供が一生懸命やった結果のプレーに対して大人は甘くなってしまうものだ。

また、怪我がなければカードは出さないというように、相手選手の状態を見て判断する審判もいる。

3 勘違い審判

このような勘違い審判もいるだろう。

「サッカーはボールを使った格闘技だ。少々の接触プレーは流さないと。」

これはサッカーを完全に勘違いしている考え方だ。

確かにサッカーはボールを使った格闘技だと言われるし、球際の激しい攻防は重要なプレーだ。

でも、ルールはルール、ファールはファールだ。

明かなファールなのに、

「それぐらいで痛がるな!」「それぐらいの接触は当たり前だ!」などとジャッジするのは違う。

どこまで激しくいくべきなのか(いっていいのか)を体に染み込ませるのが育成の役割だと思う。

ファールに甘いことのデメリット

少年サッカーはファールに甘い。

カードなんてほとんど出ないし、ファールすらあまり取らない審判も多い。

これには大きなデメリットがある。

「ここまでやったら退場」という経験ができないことだ。

この経験の有無と松村選手の退場は無関係ではない思う。

中学、高校と上がっていくと、カードは出やすくなるし、退場も普通にある。

でも、一番コートが狭くて接触プレーの多い少年期に、「許された」経験は大きいのではないか。

飛び込まなくてよかった(飛び込んでも意味がない)場面で飛び込んでしまった松村選手。

これは松村選手のミスというよりは、「危険なファールとはなにか?」ということをしっかりと体に染み込ませていない日本サッカー全体の問題のように思う。

少年サッカーでは、子供が一生懸命に走っている。

可愛い顔をした子供たちが、暑い日も寒い日も必死に戦っている。

そんな子供を「足の裏を見せて飛び込んだだけ」で退場にするのは可哀想。

「誰も怪我はないし、ま、いっか。」

そんな風に思う気持ちも分からないでもない。

でも、それは将来に時限爆弾を仕掛けるようなものだ。

「あのときは退場にならなかった」経験が脳のどこかに残ってしまう。

少年だからこそファールはしっかりと取るべきだ。

足の裏を見せるプレー、足を高く上げるプレー、後ろからのタックルなど、危険なプレーにはカードを出すべきだ。

退場に値するプレーにはレッドカードを出すべきだ。

それが「育成」だ。

ルールをしっかりと教えるのは本や言葉だけではダメだ。

「経験」をさせてあげることも大切だ。

危険なプレーにはカードを出すことこそが、大人の本当の優しさなのだ。

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