サッカー少年に聞かせたい!プロの名言

遠藤航がプレー中に最も大切にしていることとは?1対1で勝つ秘訣。ブンデスリーガのデュエル王の少年時代の練習。

今日は、今や日本代表で最も代えのきかない重要な選手と言っても過言ではない遠藤航選手について紹介します。
遠藤航選手は、ドイツリーグのシュツットガルトに所属していて、昨シーズン、ブンデスリーガでデュエル勝利数ナンバーワンとなった選手で、オーバーエージとして東京五輪代表にも選出されています。

俊敏性と技術が飛び抜けていた香川真司選手や、運動量と動き出しで戦った岡崎慎司選手など、これまでもブンデスリーガで輝いた日本人選手はたくさんいましたが、遠藤航選手は、何が凄いって「デュエル」で輝いたところです。

技術、俊敏性、運動量、献身性などが、日本人選手の得意な部分とされてきた一方で、デュエルは日本人が最も苦手とされてきた部分です。そのデュエルでドイツNO.1になるなんて…ちょっと凄すぎて言葉になりません。

遠藤選手は、デュエル勝利数NO.1に関して次のように語っています。

日本人選手はフィジカルが弱いという偏見を少しばかり覆せたかもしれません。

ドイツ紙「ビルト」インタビュー記事より

遠藤選手は、日本人がフィジカルが弱いと言われることを「偏見」と言い、全然戦えるんだと示しました。

ハリルホジッチ監督も重要視したように、現代サッカーは、デュエルの強さが凄く重要です。
遠藤選手はどんなことを意識し、デュエル王となったのか?

ボランチでプレーする上で最も大切していること、デュエルで勝つ秘訣、相手のどこを見ているかなど、日本のすべてのサッカー少年がお手本とすべきことについて紹介します。

遠藤航選手の少年時代

遠藤選手は小学3年生の時に、「クーバー・コーチング・サッカースクール」へ入団しています。遠藤選手もクーパー出身なんですね。ほんとクーパー凄いですね。

ちなみに、南野拓実、中島翔哉、室屋成、堂安律などなど、多くの代表選手がクーパー出身です。

これだけ成功した選手が多いという事実は、クーパーのトレーニングが、かなり重要なトレーニングであることの証明かもしれません。

“サッカー塾”と言えるクーパーでは、フットサルコートで1対1の技術を磨くなど、遠藤選手も様々な技術を習得しました。

ちなみに、当時小学校卒業まで指導にあたっていた寺尾コーチは、雑誌のインタビューで、当時の印象からはプロになれるとは「想像できなかった」と言っています。

また、

航は落ち着いた子だった。物静かではしゃいでいる感じとかはない。グループが20人ぐらいいるとしたら、そのなかで“一番上手い”ということはなかった。周囲の子(実力者)に比べると決して一番上手という部類ではなかった。だからと言って、何もできなかったというとそうではなくて、グループを3分割するとトップ集団のお尻のほうぐらい。下手とも思わないし、プレーしていてもどかしさもないけど、飛び抜けてこの子が凄いというのはちょっと感じなかった。

https://www.football-zone.net/archives/304941より

遠藤は、飛び抜けてはいないけど、「堅実」だったと言っています。

「クーバー・コーチング・サッカースクール」では、基礎練習で何百種類もあるボールコントロール方法を叩き込まれます。

多彩なタッチの仕方を状況によって使い分け、自身に合ったターンやドリブル、フェイントなどを作り上げていくのです。

さらに練習はフルコートではなく、フットサルコートで行います。

あえて通常より小さなピッチで練習することで相手のプレッシャーが速くなる一方、ボール保持者にとっては素早い状況判断が求められ、必然的に技術も高まっていくのです。

そんなクーパーで遠藤は着実に成長していった。

周りが自己表現できる子が多くて、目立っていたなかで彼は堅実で地力を伸ばしていった。地に足がついて、大きな成功もしなければ大きな失敗もしない。ただ、今でも守備の選手で、後ろから上がっていく感覚があるけど、子どもの時も、後ろから上がってくるのは得意だったんだなというのは感じる。後ろから前向きながらプレーする、カットして前につなげることは得意だった印象。

https://www.football-zone.net/archives/304941

上手いというには、技術が高いとかスピードが速いとか、スピリットがあるとか、いくつかの要素があって、航はスキルの部分では飛び抜けていないけど、スピリットやセンス、強さというのは高い水準だった。スピードも100メートル走はそんなに速くないけど、判断の速さが備わっていたり、準備が良かったり、技術だけより頭の回転が卓越していたと思う。

https://www.football-zone.net/archives/304941

当時から頭を使いながら、適切な判断と恐れないメンタルで戦う選手だったようです。



デュエル王遠藤航選手がボランチでプレーする上で1番大切にしていることとは?

遠藤航選手は、スパサカ公式YouTubeで、1番大切にしていることについて語っていましたので紹介します。

遠藤選手は、即答ではっきりと次のように答えました。

メンタルです。

https://youtu.be/CvuImXI4Rao

その理由として、

試合が90分ある中で、自分の良さを継続して、ミスがある中でも、いかにビビらずにやれるかは、中盤の選手は特に大事だと思っています。

https://youtu.be/CvuImXI4Rao

と答えました。

ドリブルにせよ、シュートにせよ、積極的な守備にせよ、1試合を通して100%上手くいくことはありえない。サッカーはミスがありきのスポーツ。でも、分かっていても、1度ミスすると、ついつい次のプレーは消極的なプレーを選択してしまう。

遠藤選手は、ミスしても消極的にならずに、チャレンジし続けることが大切だと考えているようです。

これを聞いて、インタビュアーをしていた元浦和レッズで、元日本代表、オシムの申し子と呼ばれた鈴木啓太さんは、

そういう話を現役のときに聞いて参考にしたかった。

https://youtu.be/CvuImXI4Rao

と話しました。それほどまでにチャレンジし続けるメンタルというのは大切なことのようです。

遠藤航選手が語ったデュエルで勝つ秘訣とは?

遠藤航選手は、スパサカ公式YouTubeで、デュエルで勝つ秘訣についても語ってくれています。

これに関しても、遠藤選手は次のようにハッキリと答えました。

ビビらないことですね。

https://youtu.be/CvuImXI4Rao

またもや、メンタル。確かに1対1の場面でビビってたら話になりませんよね。

遠藤選手は、これを次のように説明しました。

ドイツ人は見た目が強そうに見える。

でも、実際に当たってみたら、意外にいけるなと感じた。

https://youtu.be/CvuImXI4Rao

遠藤航選手がデュエルのときに相手のどこを見ているのか?

また、遠藤選手は、デュエルのときに相手のどこを見ているのか?という質問に、

相手がボールを受けたときに、どういう所にファーストタッチを置きたいかを見る。

https://youtu.be/CvuImXI4Rao

と答えました。

それによって、自分の走るコースを変えたり、ポジションを変えたり、相手の右側から行くのか、左側から行くのか判断している。

https://youtu.be/CvuImXI4Rao

加えて、相手がどのようなプレーをしたいのかを予測している。

https://youtu.be/CvuImXI4Rao

遠藤航選手がプレー中に1番見ている場所とは?

遠藤選手が、プレー中に1番見ている場所について、面白いやり取りがありましたので紹介します。

インタビュアーの鈴木啓太さんの「1番見てるのは相手の頭の中みたいな感じ?」という質問に対して、遠藤選手は、笑いながら、「そうかもしれないですね。」と答えました。

ボール、ゴール、スペース、味方、相手…

サッカーにおいて、見るべき場所はたくさんありますが、確かに、相手の頭の中が見れたら1番いいかもしれません。

遠藤選手は、もちろん、相手の頭の中は見えてないと思いますが、予測、想像することで、相手の考えを読み、ブンデスリーガのデュエル王となったのです。

まとめ

遠藤選手は、幼い頃からコツコツと積み上げてきた技術と、ビビらない、チャレンジし続けるメンタル、予測と想像の力を武器にブンデスリーガ屈指の選手になり、日本に欠かせない選手になりました。

フィジカルでは海外と戦えないと言われ続けてきた日本代表ですが、遠藤選手の存在で覚醒のときを迎えるかもしれません。

遠藤選手は、少々のフィジカルのハンデは、頭の良さと気持ちの強さで乗り越えられることを示してくれました。

遠藤選手のプレーと言葉は、きっとサッカー少年たちを良い方向へ導いてくれるでしょう!

東京オリンピック、応援しています!

I love soccer⚽️

サッカー用語「デュエル」とは?

一応、最後に「デュエル」について説明しておきます。

デュエル(duel)とは…

ラテン語で2人を意味するデュオ(Duo)からきた言葉で、そこから派生した言葉(duellum)が「デュエル」(duel)の語源になったそうです。」

英語で「決闘、果し合い」の意味があります。

サッカーの世界では、このデュエルという言葉は、2人で戦うこと、つまり1対1の場面という意味で使われています。

ですので、遠藤航選手がNo.1に輝いた「デュエル勝利数」とは、「1対1勝利数」と言い換えることもできます。

具体的な場面としては、

  • ヘディングでの競り合い
  • ルーズボール(こぼれ球)の奪い合い
  • ドリブル突破
  • ドリブル突破に対する守備

などの場面のことを言います。

複雑な戦術が多用される現代サッカーですが、デュエルに勝てる選手が多ければ、単純に試合は有利になります。

また、マッチアップする選手とのデュエルでまったく相手にならない選手がいた場合、そこは、完全なるウィークポイントになって、相手に狙われることになります。

どんなにサッカーが進化してもデュエルは絶対に必要です。子供の頃から意識して取り組んでみてください!

もっと少年サッカー情報が見たい方はこちらから。多くの少年サッカーの記事が掲載されています。↓ ↓ ↓ ↓

にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ
にほんブログ村
ブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村