プロ選手の少年時代

香川真司の少年時代に見る選抜の難しさとトレセン制度の課題。東北選抜が日本代表をボコボコに?

セレッソ大阪からドルトムントへ。
さらにマンチェスターユナイテッドへと漫画のようなサッカー人生を歩んできた香川真司。

日本代表でも10番をつけ、何度もチームを勝利に導いてきた。

そんな香川真司もユースの代表に入ったのは遅かった。
香川の才能が見逃されていたのだ。

この事実は、日本サッカー協会に見る目が無く、日本の育成がまだまだ発展途上だってことを物語っている。

今度詳しく書こうと思っているけど、少年のトレセン制度も上手く機能しているとは言えない日本の育成。

※書きました。

【トレセン】サッカーの選考基準は?誕生日で決められる?トレセン制度の問題点とは? そこそこのレベルになってくれば気になるのが、「トレセン」です。 地域トレセン、県トレセン、ナショナルトレセン。選ばれたら嬉しいし...

才能を見逃さず、才能をより伸ばすためにはどうすればいいのか?

香川真司の少年時代

神戸出身の香川は、中学校入学と同時に宮城県へ。

FCみやぎバルセロナというクラブチームに入団した。
13歳で神戸から宮城へ、
しかも、入団するチームはJリーグの下部組織ではなく、町クラブ。

凄い判断、凄い勇気だ。

この決断の理由は、「ドリブル」だったそう。

当時のFCみやぎバルセロナは、パス禁止を掲げていて、とにかくドリブル突破を最優先のチームだったとのことで、そんなチームのコンセプトと、香川の想いが一致したのだ。

当時の香川は、とにかくボールに触れていたい少年で、ひょろっとしているけど、技術は抜群。
ボールの持ち方、ファーストタッチが見事。
そして、何より、遊びの中で楽しそうにサッカーをする少年だったそうだ。
(FCみやぎバルセロナ監督談)

香川はこのチームでめきめきと実力をつけていった。

高校時代の香川を見た記者は、
 ・一人だけ異空間
 ・ドリブルが滑らかで凄まじい切れ味
 ・軽やかな身のこなし
 ・質の高いラストパスやシュート
このように語っている。

https://www.soccer-king.jp/sk_column/article/99214.html

仙台カップ国際ユースサッカー大会

そして、香川が一気に日の目を浴びた大会が、高校2年生のときの仙台カップ国際ユースサッカー大会だ。

この大会には、
 ・U-18日本代表
 ・U-18クロアチア代表
 ・U-18ブラジル代表
 ・U-18東北選抜
の4チームが参加。

香川は日本代表には選ばれず、東北選抜で出場。

U-18日本代表には、吉田麻也や内田篤人、槙野智章、安田理大と、後にフル代表となるディフェンダーが揃っていた。いずれの選手も将来を有望視された日本を代表する選手たち。しかし、東北選抜の香川は、日本代表のディフェンス陣をボコボコにした。

得点こそなかったものの、ドリブル突破からのアシストなど、
合計3アシストを決め、チームの5-2の圧勝の立役者となった。

日本全国から選ばれた日本代表を、東北という狭い地域の代表である香川が圧倒したのだ。

この試合が楽しみで楽しみで、早く試合をしたくて仕方ありませんでした。
ここで活躍すれば、僕にも代表に入れるチャンスがあると思っていましたから。

香川はこう語っている。

そして、この大会の4か月後、
香川はブルーのユニフォームに袖を通すことになる。

香川の努力の賜物だけど、見逃してはいけないこと

香川は、この国際大会をきっかけに、アンダー世代の日本代表に入り、セレッソ大阪からオファーを受けることになる。

それは、香川が宮城で積み上げてきた努力の賜物だし、大一番に結果を残せる強い気持ちがあってのことだ。

どんなプロにもそんな大事な試合はあっただろう。
「あのとき、活躍できたから今がある。」
そんな試合があるだろう。

でも、それでいいのか?

本当は、香川はあのユース大会で、
そもそも日本代表に入っているべきではないか。

もし、日本代表が最も素晴らしいトレーニングや経験を得られる場所だとしたら、
香川の才能をもっと早く見つけるべきだったのではないか。

今となっては、いい話だ。
香川にとっては、カッコいい話だ。

地域選抜が、日本代表をボコボコにする。
そして、代表に入っていく。

素晴らしい武勇伝だ。

でも、そうじゃなかったらどうなるんだ?

あの試合で、たまたま香川の調子が悪かったら?
怪我をしていたら?
風邪をひいて欠場していたら?

将来的に、マンチェスターユナイテッドに入団するスター選手が生まれなかったのかもしれないのではないか?

もちろん、あの試合がなくても香川はどこかで見出された可能性は高い。
さすがに香川真司レベルならどこかで誰かが気が付いただろう。

でも、そうじゃない選手もいるのではないか。
見逃されたままになっている選手もいるのではないか。

色んな選手の武勇伝を見るたびにそんな怖さを感じる。

親は絶対に子どもを応援しよう

トレセンの選び方や、トレセンの練習方法には凄く課題があると思う。

発育状況をもっと見るべきだし、
誕生月の考慮は絶対にするべきだ。
(トレセンに選ばれるのは4,5,6月生まれが多い)

それは、また詳しく書くとして、
※書きました。

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とにかく、親は子どもを応援してあげよう。
もしかしたら、物凄い才能があるかもしれない。

淡い期待を持ったってかまわない。
親バカと言われてもいい。

のめり込み過ぎないように気を付けながら、子どもを応援しよう。

世間の目を信じるのは危険だ。
サッカー協会の目を信用し過ぎてはならない。
チームの監督、コーチだって見る目がないかもしれない。

世間の誰が見逃したとしても、
親が気づいてあげよう!

自分の子どものには凄まじい才能があるのかもしれない。

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