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少年サッカーフォーメーション。8人制に適したポジションとは?あえて「勝ち」にこだわらせる

U-12までの少年サッカーは、8人制で行われています。

これは、ピッチ内の人数を減らして、一人一人がボールにたくさん触れるようにしているためです。

ボールに多く触らせることで、より効果的に育成を推進しようとしているのです。

8人制には8人制なりのフォーメーションがあって、最近では、色んなフォーメーションを見かけるようになりました。
8人制サッカーのフォーメーション考察の書籍まで出版されています。

私はこの状況に違和感を感じています。

大事なのは「そこ」じゃないのではないかと。

フォーメーションとは、勝つためのものです。フォーメーションにこだわるということは、大人が勝ちにこだわっているだけじゃないのかなと。

勝ちにこだわるなというわけではありません。勝利を目指すことは、成長する上で大切なことです。

勝ちにこだわるべきは、あくまで選手です。

フォーメーションは、子どもに勝つ方法を考えさせるために使わなければなりません。

勝敗にこだわる?こだわらない?

少年サッカーでは、勝敗についての考え方が二つあって、よく議論になります。

「勝ち負けにこだわるな。」と「勝敗にこだわれ」

育成年代なんだから、勝敗にこだわり過ぎるな。
いや、スポーツは勝ち負けだ、勝敗にこだわるべきだ。

こんなことがよく議論されます。

これはどっちも正解で、どっちも間違いです。

大切なのは主語です

大人は勝敗にこだわるな!
選手は勝敗にこだわれ!

これが正解です。

指導者や親は勝敗にこだわり過ぎてはいけません。
でも、プレーする子どもたちは勝敗にこだわるべきです。

だから、フォーメーションを始めとした勝つための作戦を、大人が与えるべきではないと考えています。

フォーメーションは、大人が勝ちにいく手段として使うのではなくて、「勝ち負けにこだわる」気持ちを子どもたちに持たせるために使うことが大切なのです。

ということから考えると、
大人が与えるフォーメーションは、大人が勝ちにこだわってるだけじゃないのかと。
そんな風に思うのです。



8人制のフォーメーション

では、どうすればいいのでしょうか?

自分はこうしています。

キーパーだけ決める。

あとは自由。
子どもたちに任せる。

でも、フォーメーションは自由としながらも、
「絶対に勝て!」と、勝ちにこだわる気持ちは、強く意識づけします。

とにかく勝って来いと、大げさなほど意識させまくります。

子どもに任せるメリット

子どもに任せるメリットは次のとおりです。

責任感が生まれる

自分たちで決めることで子どもたちには、責任感が生まれます。
自分が選んだポジションと、人に決められたポジションでは、分かりやすく子どもの動きが変わります。ほんとに。

プレーの積極性が、驚くほど変わりますよ。

リーダーシップを発揮する

自由を与えることでリーダーシップを発揮し出す子がいます。

「え?この子が?」
というような子が仕切り出すことも珍しくりません。

自由を与えることで、キャプテンシーという才能が花開く子がいるのです。

カバーする

ただ、子どもにフォーメーションを決めさせると、だいたい揉めます。

フォワードと中盤が大人気で、誰もディフェンスをやりたがりません。まあ、当たり前と言えば当たり前ですよね。

みんなゴールが決めたいですから。

こうなったとき、普通は大人がまとめに入ると思いますが、自分は絶対に口出ししません。
試合直前まで揉めていることも日常茶飯事です。

そんなまま試合が始まると、同然ポジションはぐちゃぐちゃです。

じゃんけんで負けた子、
嫌々、ディフェンスになった子、

そんな選手たちはポジションを無視し出します。

「コーチは自由でいいって言っていた。」

私の言葉を錦の御旗にして、ディフェンスなのに守備をせずに前へ、前へと行ってしまう子が絶対にいます。

でも、そうじゃない子もいるんです。

「もうー!お前ディフェンスだろ!」
「あぁ、上がりすぎだってば!」

ブツブツ文句を言いながら、カバーする選手がいるのです。

とことん勝ちにこだわれ!
この意味を大切に分かってくれている子、
そんな子は空いたポジションをカバーし出します。

いわゆるサッカーIQが高い子ほど、この傾向は強いです。

そして、子供たちは、ガチャガチャ言いながらも、数分たてば、それぞれの適正に合ったポジションにいます。


不思議だけど、こんなもんです。

「勝つためにどうすればいいのか?」ということを常に考えされることをしておけば、試合前は揉めても、試合が始まれば勝利のためにしっかり考えて動いてくれます。

キーパーを決める理由

じゃあ、なぜキーパーは自由にしないのか?

これは難しい問題です。
本当はキーパーも子どもに決めさせたいと思ってます。

でも、そうなると、気が弱い子がキーパーになることが多くなってしまいます。

「お前、キーパーな!」

みんなからの声に反論できない子もいますから。

そして、そういう子は、体と心の成長が周りの子より遅れていて、サッカーの上達もこれからの子という場合が多い。

でも、今、遅れているだけで将来的には分かりません。

そんな子にキーパーが押し付けらる危険を排除するために、キーパーだけは決めることにしているのです。

これには二つの理由があります。
 ①キーパーを押し付けられる子の育成と、②勝利への意識付け

気が弱い子が押し付けられて潰れることを防ぐことと、
大量失点して「勝ちへの気持ち」が無くなることを防ぐこと。

この二つをケアするために、キーパーだけは決めることにしています。

最強のフォーメーションとは?

ここまで書いてきたとおり、育成最強のフォーメーションとは、

「子どもの自由に任せる」+「勝利への意識付け」です。

3-3-1、2-4-1、4-2-1.
色んなフォーメーションがありますが、そんなことは、どうでもいいのです。

子どもたちが勝つために自分達で考え出すフォーメーション、それが最強のフォーメーションです。

もう一度書いておきます。

勝敗にこだわるべきなのは選手、
勝敗にこだわってはいけないのは大人。

主語と述語を間違えないような指導が大切です!

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