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少年サッカー親の声かけは悪なのか?絶不調の息子を得点王にした親の言葉とは?

『親がしゃしゃり出てはダメ。』
どんなスポーツでも言われることです。

特に試合では、監督やコーチから指示が出るから、それに親が口を挟むとロクなことにならない。

子どもは迷ってしまって大変。

親はとにかく応援。
プレーの指示は指導者に任せる。

これが原則ですよね。どんなチームでも多かれ少なかれそんなルールがあると思います。

でも、全てこれに従うことが正解なのでしょうか?

自分は親にしかできないことがあると思っていて、親がしゃしゃり出た方がいい場合もあると思っています。

親がしゃしゃり出た方がいい場面とはいつなのか?
親から子どもへのアドバイスはどのようにするべきなのか?

今日は、ある少年サッカー大会の話を書いていきます。

私と息子の話で、すべて実話です。

絶不調の息子が、親の言葉をきっかけに得点王に輝いた話です。

どうぞ!

絶不調の息子

大前提として、私は子どものサッカーに口を出しません。
サッカーの経験がある分、どうしても口を出したくなるけど、意識して出さないようにしています。

試合の日は、「頑張れ」「気合い入れろ!」など、根性論を言うくらいです。

この大会もそうでした。

いつもどおり「頑張れよー。」と声をかけただけでした。

この大会は、32チームが参加。初日に4チームずつ8グループ分かれて予選。
それぞれのグループ上位2チームが、翌日の決勝トーナメントに進出する形でした。

息子のチームは無事グループリーグを首位で通過。
決勝トーナメントに進出しました。

決勝トーナメント1回戦(ベスト16)。
下馬評では勝てる相手との対戦です。
何度も対戦しているチームで、一度も負けたことがないチームです。

息子はワントップの位置で先発。
押し気味のチームにも助けられ、積極的にゴールを狙っていました。

しかし、入らない。

打てども打てどもシュートが入りません。

ポスト、バー、キーパー。

ことごとくゴールに嫌われます。

なんか力んでるな。
調子悪そうだな。

外から見てると、そんな様子に見えました。

自信を無くす息子

さらに・・・

シュートが入らないのは、ある程度は仕方ありません。
キーパーのファインセーブもあるし、運もありますから。

でも、焦って、ミスして、そのミスに焦って、さらにミスをする。

徐々に息子の表情が曇っていくのが気になっていました。

チームとして力の差があったので、勝敗に関しては問題ありません。
チームメイトのゴールで楽に勝てそうです。

でも、息子は試合終盤には自信を無くして、シュートも中途半端な形(シュートかパスか悩んで迷っている感じ)になっていました。

積極的に打っていたシュートに迷いが出ていたのです。

親だからこそ分かる感覚

試合は無事勝利しましたが、息子は結局ノーゴール。

試合後も息子の表情は曇ったままでした。

コーチはまったく気にしていません。
「ま、そのうち入るだろう。」
コーチから見れば、そんな感じだったのだと思います。

でも、自分には分かるのです。

このままでは絶対にダメだ。
次の試合はもっと不調になる。

これは親にしか分からないことだと思います。

サッカー少年の親なら分かってもらえると思うけど、ずっと見てきた親だからこそ分かる感覚。チーム全体ではなく、自分の子ども中心に見てるから分かる雰囲気。
表情や仕草から我が子の調子を掴み取る力。

このとき、親父のそんな感覚が働きました。

このままではよろしくない。
久しぶりに俺の出番だなと。

私はしゃしゃり出ることにしました。

息子にかけた言葉とは?

自分
自分
試合どうやった?
息子
息子
全然シュートが入らん。
めっちゃ調子悪い。
最悪や。
自分
自分
(これは重傷だな・・・)
自分
自分
調子悪い?
なんでそう思うんだ?
息子
息子
だって、全然決めれんかったし。
自分
自分
確かにシュートは入らなかったな。
じゃあ、なんで入らなかったと思う?
息子
息子
集中してなかったかも。
キーパーも上手かったし。
でも、でも、よく分からん。

息子は、まったくもって元気がありませんでした。

しかも、若干イラつき気味にも見えました。

自分
自分
てか、シュートを外すときって、どんなときだ?
息子
息子
調子悪いときとか、キーパーが上手いときとか。
もうよく分からん。
自分
自分
そういうことじゃなくて・・・
自分
自分
なんでシュートが外れたんだ?

・・・・・・・・・・・・・・

息子
息子
え?だから、集中してなくて・・・
自分
自分
お前、集中してなかったのにシュート打てたんだな!
凄いな!!

・・・・・・・・・・・・・・

自分
自分
いいか、シュートを外したってことは、シュートを打てたってことだろ?
自分
自分
シュートをめちゃめちゃ外したってことは、何回もシュートまで行けたってことじゃないのか?
自分
自分
調子悪くて、集中してなくて、何回もシュートまで持っていけると思うのか?

・・・・・・・・・・・・・・

明らかに息子の表情が変わります。
(単純なヤツめ。笑)

自分
自分
なにか気づいたか?
息子
息子
俺が一番シュートを外したってことは、俺が一番シュートまで行けてたってことか!
息子
息子
じゃあ、俺って今日、調子悪くないの?

・・・・・・・・・・・・・・

(ふっふっふ。
 単純なヤツめ。笑)

自分
自分
あればあシュートまで行けたら絶好調やろ!
少なくても、俺から見たら絶好調に見えたぞ!
息子
息子
マジで?
よかった~。マジよかった~。
そうかあ、絶好調か!!

・・・・・・・・・・・・・・

(くっくっく。
 ほんとに単純なヤツめ。笑)

子どもは声かけ次第で絶好調になる

そして、自信を取り戻した息子は次の試合から大活躍。
3試合で10ゴールをあげ得点王に輝くとともに、チームも優勝ました。

1試合目の息子は完全に絶不調でした。

でも、それは体調がどうのとか、体力的にどうとかじゃなくて、

子ども特有の「その日のメンタル」だと感じました。
その日のファーストプレーの結果をズルズルと引きずってしまう。

そんな感じに見えたのです。

本当は、メンタルのコントロールも自分でできればいいんだけど、子どもにはなかなか難しいですよね。

だから、そこは大人の出番だと思います。

親は自分の子どもを一番近くでたくさん見ています。
表情や声から、子どもの状況を感じ取れるはずです。

どうしてもダメそうなときは、自信を植え付ける言葉をかけてあげることはアリだと思います。

子どもも単純なようで、実はそうでもなかったりします。

息子も調子が悪いってことは、なんとなく分かっていたのではないかと思ってます。

でも、あえて自分に乗せられたのではと。
あえて乗せられることで調子を取り戻そうとしたのだと思います。

親が声をかけてあげることで、メンタルを切り替えることを覚え、成功体験をし、メンタルコントロールの大切さを知る。

こうやって成長していけばいいのです。

子どものスポーツの試合でのアドバイス。
それは、子どもが大ピンチのときに、自信を植え付ける言葉がいいだろう。

お子さんが大ピンチのとき、ぜひ試してみてください!

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