必読!少年サッカー

ディフェンスの基本の話。あなたの子供は間違いを教えられているかもしれない。

今日はディフェンスについて書きたいと思います。

昔から、「勇気があればボールが奪える」と思っているかのような勘違い指導者をよく見かけます

そんな指導者は、ロクな指導もしないままに怒鳴り散らします。

ビビるな!奪え!寄せろー!!!

また、「最後は気持ちだから」などと、自分の知識と指導力の無さを棚に上げて、子供のメンタルに責任を押し付ける指導者もいます。

特に体の小さな選手は、このような「根性重視」の指導者とは相性が悪く、どうしても「ビビってる」風に思われ、怒られることが多くなってしまいます。

ディフェンスには、基本的な優先順位の考え方がありますが、割と知らない(勘違いしている)指導者が多いのが現状です。

例えば、

ビビらずに勇気を持つこと
取られたら取り返しに行くこと
前からプレスすること

このようなことを言う指導者は、かなり怪しいと思います。

ディフェンスは、ビビる、ビビらないの話ではありません。

基本が分かっているかどうかが重要です。
基本さえ分かっていれば、体が小さい選手でも充分にチームに貢献できます。

では、順番にディフェンスの基本について説明していきます。

ディフェンスの基本原則

ディフェンスの優先順位は、

①インターセプト(パスカット)
②前を向かせない
③遅らせる

が基本です。

①インターセプト

最も優先すべきは、インターセプトを狙うことです。

ビビらずに体を張ることでも、積極的にプレスすることでもありません。

適正なポジションをとって相手のパスミスを誘うことが優先順位第一位です。

「ビビるな!」などと吠え、体を張らせたがる指導者は、恐らく体を張る「その前」が大切だということを知らないのだと思います。

大切なのは、球際に厳しく行くことよりも、適正にポジショニングをすることです。

ビビる、ビビらないじゃなくて、「そこにいる」ことが一番です。

ディフェンスで最も大切なのは、体を張ることでも、相手とぶつかることでもないので、「ビビる」なんてことは、全く関係ない話なのです。

②前を向かせない

優先順位第二位。

優先順位一位のインターセプトができなかったときは、「前を向かせない」ことが大切です。

状況に合わせて、タイトにチェックに行く必要があります。

相手に後ろを向かせて背中にアプローチできれば一番いいですね。

この場面でも、「奪いきれ!」「足を出せ!」などと、ワーワー言う指導者がいますが、それも間違っています。

あくまで、大切なのは「前を向かせないこと」です。

奪う、奪えないではありません。

「奪え!」などと、無茶な指示をするから、子供は余計に萎縮してしまいます。

子供はプレーにビビってるのではなくて、ワーワーうるさい指導者にビビっているのです。

なお、当たり前ですが、相手がパスを受けるときのトラップ時は狙い目です。

トラップミスがあったり、相手の体勢しだいでは、一気にボールを奪いましょう。

優先順位第二位は、相手がボールを持つ瞬間です。

  • トラップミスや体勢が崩れることがあれば奪う。
  • そうでなければ前を向かせない。

③遅らせる

インターセプトができず、さらに相手に前を向かれてしまった場合は、遅らせるディフェンスが大切になります。

相手を危険なエリアに侵入させないディフェンスです。

絶対に避けなければならないのは、「相手にズバッと抜かれること」と、「危険な場所にスルーパスを出されること」です。
(位置によっては、当然シュートも避けるべきプレーです。)

それらをさせないことが大切で、ボールを奪うのは二の次です。

遅らせて、困った相手の苦し紛れのパスを味方がインターセプトする。

優先順位①~③は、そうやってローテーションしていきます。

基本的なディフェンスの優先順位の考え方は以上です。

ディフェンスは、「気持ちでボールを奪う」のではなく、「賢く丁寧に相手のミスを突く」ことが大切です。

ディフェンス時の姿勢

次にディフェンス時の姿勢について説明します。

ディフェンス時の姿勢は、「腰を落とせ!」と言う人が多いと思いますが、それも間違っています。

腰を落としすぎず、足も開きすぎず、自然な態勢でリラックスすることが大切です。

これは、プロ選手でも分かってない選手が多いように思います。

ディフェンス時の姿勢に関しては、ヨーロッパの一線級の選手を思い浮かべるといいと思います。

セルヒオ・ラモス、ファン・ダイク、ラファエル・バランなどが、腰を低く落としているところなんて見たことがありません。

しなやかに自然体の姿勢をしていますよね。

また、ディフェンスに限らず、サッカーの基本姿勢に関しては、この漫画が本当に参考になります。

サッカー漫画「フットボールネーション」には名言がいっぱい。あらすじを読むだけでサッカー少年も指導者も親も間違いなく参考になる。 フットボールネーションという漫画をご存知でしょうか? この漫画、「たかが漫画」などと侮ってはいけない。 日本サッカーの矛盾...

漫画といって侮ってはいけません。

目から鱗の情報が満載のサッカー漫画です。
読んで後悔することは絶対にないと保証します。

サッカーに関わるすべての人に一度は読んでもらいたい漫画ですね。

ボールを奪うこと

以上、今日はディフェンスについて書いてきました。

サッカーにおいて、「ボールを奪うこと」は重要なプレーです。

でも、何でもかんでも「奪いきれ!」というのは無理です。

それができるのは、フィジカル差が大きい少年期だけです。

バシッと奪って、そのままドリブルして、ゴール。

実際、少年サッカーにはそんな選手もたくさんいます。

でも、それはサッカーではなく、少年サッカーです。

指導者は、少年サッカーではなく、サッカーを教えてあげましょう。

超ハイプレスをするチームも多いですが、それは8人制オンリーの戦術です。
(8人制ではそれが強いからタチが悪い)

後々を考えると、ポジショニングや狙いどころなど、基本をしっかりと覚えることの方が大切です。

最後にもう一度。
ディフェンスの優先順位は、

①インターセプト(パスカット)
②前を向かせない
③遅らせる

の順番です。

I love soccer⚽

もっと少年サッカーの記事が読みたい方はこちらから↓

にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ

にほんブログ村

多くの少年サッカーの記事が掲載されています。

ブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村