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サッカー少年への正しい声がけとは?サッカー専門誌の記事もサンフレッチェ広島ジュニアの育成レベルも低すぎる。

サッカーに限らず、スポーツをする子どもに対する声がけ。

  • 勝ったとき
  • 負けたとき、
  • 失敗したとき、
  • 活躍したとき、
  • サボったとき、
  • ケガをしたとき、

指導者や親にとって、子どもへの正しい声がけは凄く難しい。
状況によっても、子どもによっても正しい言葉は変化する。

親が子どものプレーに口を出すときの注意点 「親が子どものプレーに口を出すな。」少年サッカーではよく言われることです。 そんな約束事を決めているチームも多いでしょう。 ...

昭和の時代は「オラオラ!!」
とにかく根性!
根性さえあれば、気合いさえ入れれば、「なんでもできる!!」

実際に自分は昭和54年生まれの現在40歳だけど、

小学生の頃サッカーの練習で、
集中していれば喉は乾かない。
と、理不尽極まりない理由で水分補給をさせてもらえなかったことを覚えている。

それが平成になると、少しずつ「根性一直線」から脱却する人が現れてきた。

少しずつ、少しずつ「子どもファースト」が根付いてきた。

そして、現在、令和元年。
最先端の「子どもへの声がけ」はどのようなものなのか?

先日、4万人以上がフォローしている大手サッカーweb記事「ジュニアサッカーを応援しよう!」に、サンフレッチェ広島ジュニアの「声かけ」の記事が掲載されていた。

正直、ビックリした。
ハッキリ言ってレベルが低すぎる。

サッカー専門の大手メディアが、
Jリーグの下部組織の育成内容を記事にしたというのに・・・

レベルが低すぎるのだ。

ということで、今日は正しい子どもへの「声かけ」について考えていく。

否定的な言葉は子どものプレーの質を落とす

記事では、子どもたちが消極的なプレーになる原因として、
指導者の選手に対するコーチングがあるとしている。

「なんでパスミスをするんだよ」
「なんでそんな簡単なシュートを外すんだよ」

プレーを否定された子どもたちは試合の状況に応じたプレーをしなくなります。

ミスをして怒られるとミスをすることを怖がり、ボールを奪われないことだけを考えてプレーをし始める子が多いです。

ジュニア年代は試合の状況に応じて「考えてプレー」することが育成の本質のはずなのに、監督の言葉がけによって、プレーの選択自由が奪われていたのです。

ジュニアサッカーを応援しよう!より

これはその通りだ。
ミスに対して、否定するような言葉をかけてしまうと子どもは委縮する。

  • ディフェンスはセーフティなクリアを繰り返し、
  • サイドハーフはドリブルで仕掛けられずに、
  • フォワードはシュートを打たない。

そんな選手になってしまう。

特に、「怒る」「怒鳴る」「バカにする」
こんな声がけは最悪だ。

子どもの可能性そのものを潰しかねない。
(こんな指導者は本当に多いけど。)

こんな声がけをする指導者がいるのであれば、スグサマそのチームを離れることをお勧めする。

子どものプレーを否定してはならない。

これは、声がけの基本中の基本だ。

ポジティブな声がけをすればいい?

では、逆にポジティブな声がけをすればいいのか?

「ジュニアサッカーを応援しよう!」にサンフレッチェ広島ジュニアの監督の声がけが紹介されている。

「今のプレー良かったぞ!次は決めようぜ!」という指導者の声を耳にしました。

子どもたちがパスミスをしたり、決定機を外していたりしても、手を叩いて
「今の良かったぞ!」「切り替えて行こう!」というポジティブなコーチングをしている姿が印象的でした。

「良いプレーに実際にサンフレッチェ広島の試合を観ていても子どもたちは、渡辺監督のコーチングによって伸び伸びとプレーしているように感じました。

シュートを外しても「切り替えて行こう」と言われた、サンフレッチェ広島の攻撃陣を牽引する9番FW 吉田唯人くん、10番MF中島洋太郎くん、11番FW大西央人くんの表情は生き生きしていました。
ボールを持てば前を向いて、積極的にドリブルを仕掛けてゴールに襲い掛かっていました。

渡辺監督によるポジティブなコーチングが「ミス」に対する恐怖をなくしていたのでしょう。
選手たちは常に「チャレンジ」しながらプレーをしていました。

ジュニアサッカーを応援しよう!より

最近よく聞くようになったポジティブなコーチング。

「とにかく誉めて伸ばす」という考え方だ。

確かにこんな声がけをすると子どもたちは生き生き、伸び伸びとプレーするだろう。

でも、どうだろう?
本当にこれでいいのだろうか?

自分はこの記事を見てこう思った。

やっぱり日本の育成はダメだ。

コーチングは、ネガティブとかポジティブという話ではない

コーチングとは、ネガティブやポジティブでくくれるようなものではない。

子どもには「サッカー」を教えなければならない。

記事にあるような、

パスミスをしても「今のプレー良かったぞ!」
シュートを外しても「切り替えて行こう!」

こんな声がけは「逃げ」ではないか。
適切な言葉が分からないからとりあえず「褒めておく」。

そんな声がけにしか思えない。
それが正しい育成だとは思えないのだ。

パスミスをした子に対しては、

  • パスの選択は正しかったのか。
  • パスの出す相手は正しかったのか。
  • 他にプレーの選択肢は無かったのか。

これを「自ら考える」声がけをしなければならない。

「今のはパスじゃないだろ!」
「なんでそこにパスするんだよ!」
こんな声がけはダメだけど、

「お前のミスでボールを取られた」という事実は教えなければならない。

だから、指導者には、

  • キックの精度によるミスなのか、
  • 視野の狭さによるミスなのか、
  • ドリブルの技術不足によるパスの選択なのか、

「どうしてミスをしたのか?」
を見極める能力が求められる。

それさえ見極めることができれば、おのずと正しい声がけが出来るだろう。

シュートを外した選手に対しては、
「切り替えて行こう!」という言葉はいいだろう。

でも、やっぱり「次は外すなよ!」「絶対決めろよ!
という一定のプレッシャーも与えるべきではないだろうか。

仲間が一生懸命に繋いでシュートまで持ち込んだボール。
そのシュートを外すことがどういうことなのか、心に刻ませる必要があると思う。

否定はしないけど、一定のプレッシャーは教える。
サッカーは勝ち負けのあるスポーツだ。

勝ち負けにこだわり過ぎるのはダメだけど、勝ち負けはあるんだってことは教えるべきだ。

改善を促す声がけを

ジュニアサッカーを応援しよう!の記事にもこう書かれている。

良いプレーに対してはしっかりと褒めてあげますし、
改善しないといけないプレーに関しても、しっかりと伝えてあげることが必要かなと思います。
(サンフレッチェ広島・渡辺監督)

そのとおりなのだ。

良いプレーは誉めて、良くないプレーは改善を促す。

まさにこのとおりなのだ。
(これと「シュートを外して切り替えて行こう」が矛盾している)

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そして、サッカー少年の保護者の皆さま。
声がけこそ親の出番だと思います。

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指導者は選手全員を観ます。
どうしても細かい変化に気付かないときがあります。

ちょっとした調子の浮き沈み、体のキレ、
そういったことに真っ先に気付けるのは親です。

親は、どうしても自分の子どもを中心に見ます。
自分の子どもばかりを見ていると言っても過言ではないでしょう。

だからこそ、小さな変化にも気付けます。
少しでも「あれ?」っと思ったら迷わず声をかけてあげましょう。

「ああしろ!こうしろ!」
ではなくて、自分で考えることを促すような言葉。

どんな言葉が良いのかは人それぞれでしょう。
子どもによって違うと思います。

それこそ親が一番分かるはずです。
自分の子どもにとって一番の言葉がなんなのか。
親以上にそれが分かる人はいないでしょう。

まずは見てあげてください。
そして褒めてあげてください。

そして、
調子が悪いとき、ミスをしたとき、ヤル気がなさそうなとき、
そんなときこそ親の真価を発揮するときです。

どうか、強制ではなく、怒るわけでもなく、
子どもが自ら考えるような言葉、

そんな言葉をかけてあげてください。

少年サッカー、子どもが自分で考える力をつけるために必要なこと。親が失敗を恐れてはダメ。 子どもが指導者に怒られないように、試合に集中出来るように、 どうしても、保護者はこんなことが気になりますよね。 でも、やは...

始めは難しいでしょう。
親も言葉を失敗することがあるでしょう。

それは子どものサッカーと同じです。
子どもと一緒に成長していきましょう。

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