サッカー少年に聞かせたい!プロの名言

心に響く伝え方の極意。ブラジル人助っ人も上達させる風間八宏「伝わる技術」

サッカーに限らず、子供に何かを教えるって難しいですよね。

「なんで分からないんだよ。」
「いい加減理解してくれ。」
「何回同じことを言わせるんだ。」

こんな風に憤ることがよくあります。
ついつい怒ってしまう人もいるんじゃないでしょうか?

でも、これって理解できない子供が悪いのでしょうか?
分かりやすく伝えられていない大人に問題はないのでしょうか?

川崎フロンターレや名古屋グランパスで監督を歴任し、「プロをさらに上手くする」ことで有名な風間八宏さんは次のように言っています。

どう伝えれば選手が自ら考え、自ら動くようになるかを考える。

私が何かを伝えた結果、やらされているのではなく、自らやるようになる。そういう状態に選手たちを持っていくのが監督の大きな役割の一つです。

これはプロのサッカーチームの監督としての言葉だけど、少年の育成にこそ大切な考え方だと思う。

「やらせる」のではなく「やるようになる」指導、伝え方。

子供の育成に関わるすべての人はこの考え方を意識すべきだ。

【大前提】子供は上手くなりたい

すべての子供たちは「上達したい」「試合に勝ちたい」という思いを持っています。

「どうでもいいし~。」などと天邪鬼をする子供もいると思いますが、心の底には上達欲が燃えているはずです。

誰に強制されるわけではなく、みんな自ら「上手くなりたい」と願っているのです。
自分自身の素直な感情で上達したいと思っています。

実は、「自らやる」メンタルは、初めから全員に備わっているのです。

やらされる練習

でも、どうでしょう。
思いは自発的でも、練習はどうですか?

多くの子供の練習は、「上手くなりたい→教えてもらう」の構図です。

これが悪いというわけではありません。教わることは大切なことです。

でも、注意が必要です。

「教えてもらう」は、すぐに「教えられる」に変化するからです。

自発的に上手くなりたいと願い、教えてもらいたいと思っていたのに・・・

いつのまにか、指導者や親に言われるがままに教えられる状態になっている。

自分で始めたサッカーだったはずなのに、誰かにやらされることが普通になる。

初めから全員が持っているはずの「自らやる」メンタルが「やらされる」メンタルに変わっていく。

こんな子供たちはたくさんいますよね。

でも、監督やコーチ、親にやらされているうちは飛躍的に上達するわけがありません。

「教えてもらう」が「やらされる」になってはいけません。

本当に上手くなりたいのなら、「自らやる」ことが大切です。

「自分がやる」状態に持っていく

では、どうすれば「自らやる」状態になるのでしょう。

これについて風間さんは次のように語っています。

私は監督の仕事の8割は選手に何をどう伝えるかだと思っています。

どう伝えれば選手が自ら考え、自ら動くようになるのか。

そういう状態に選手たちを持っていくのが監督の大きな役割の一つです。

そのため、朝起きてから寝るまで、グラウンドにいるときはもちろん、散歩をしているときも、食事をしているときも常に頭の隅で、それぞれの選手に何をどう、どんなタイミングで、どんな方法で伝えようか、考えている気がします。

正しい伝え方は人それぞれで相手によって変わる。
だから、「こうやって伝えればいい」という答えはない。

でも、必ず答えはある。
その人にあった伝え方の答えがある。

だからこそずっと考える。

そうやって伝える側も日々成長する必要があるのです。

子供に「自らやる」状態になってほしければ、指導側も正しい伝え方を「自ら考えて」伝えるのは当たり前のことですよね。

ただ、ここは保護者の得意分野なのではないでしょうか?
自分の子供なのですから。

ほっといても気になる存在ですよね。
「どうやったらもっと上手くなるだろう」っていつも考えてますよね。

子供への伝え方は親が一番分かっているはずです。

これからは、「どうすれば上手くなるのか」ではなくて、「自分からやる」ようになるにはどうすればいいのか。を意識してみてください。

少年サッカー親の声かけは悪なのか?絶不調の息子を得点王にした親の言葉とは? 『親がしゃしゃり出てはダメ。』どんなスポーツでも言われることです。 特に試合では、監督やコーチから指示が出るから、それに親が口を...

「上手くなる」は結果論です。

「自らやる」意識さえ持てれば、勝手に上手くなります。

風間監督

風間監督は、ポゼッションを大切にする攻撃的なサッカーで川崎フロンターレを優勝争いの常連チームに育て上げ、J2に落ちた名古屋をJ1に昇格させました。

川崎時代には、ブラジル人のレナトが風間監督の指導により「上達した」ことが有名です。
また、大久保嘉人なども風間監督と出会ったことでプレーにさらに磨きがかかりました。

ブラジル人助っ人や日本代表の選手でさえ、風間監督の言葉でさらに上達しているのです。

風間監督は、いろんな場所で、最後は「楽しく」が一番大事だと語っています。

その通りですよね。
サッカーは楽しくが一番です。

やらされるのではなく、やる選手へ。

自らやる子供が増えることを祈っています。

I love soccer⚽

プロをさらに上達させる風間監督のトレーニング。
少年期には必須の内容ですよー。

ブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村