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サッカー少年は特に要注意!ほら、東大教授も言ってるぞ!早生まれは損をする!?誕生日絶対主義の問題点。

ワタシは、日本の教育に対して絶対的に疑問視していることがあります。

ワタシはそれを、「誕生日絶対主義」と呼んでいますが、要するに、4月2日生まれから翌年の4月1日生まれまでが、無条件で「同じ学年」とされることです。

単純に考えて、4月生まれと3月生まれの子供に1年間の成長差があることは当然ですし、そもそも人それぞれ成長のスピードは違うわけだから、単純に誕生日だけで、「学年」という、とてつもなく重要なグループが決められるのはヤバいと思っています。

このブログでもそのようなことを何度か書いてきました。

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少年サッカーに関わっている人なら分かると思います。

成長差によるフィジカルの差はどうしようもないし、大きな差がある中でのプレーは上達の邪魔をします。

小学校高学年くらいでは、オッサンみたいな声をした声変わり済みの子と、鼻くそでもほじってそうなクソガキが『同じ学年』でプレーしています。

そんなのおかしいですよね。

また、プロスポーツの世界では、ハッキリと偏りがあります。

このたび、天下の東京大学の大学院の教授がこの問題について論文を発表しました。

論文で発表された内容は、ワタシの想像どおり、いや、想像を超えるような内容でした。

やっぱり誕生日絶対主義はヤバすぎる。

どうか、この記事を最後まで読んでいただいて、「ヤバい」と思ったら、誰かに伝えてもらいたい。

不利益を被っている子供たちが現実にいることを。
誕生日が何月だってだけで、損をしている子供がいることを。

特に少年サッカーの世界では、この問題はとても大きな問題です。

子供の成長差によるフィジカルの差はどうしようもありません。

東京大学大学院経済学研究科 山口慎太郎教授の論文

この論文を発表したのは、東京大学大学院経済学研究科 山口慎太郎教授。

山口教授、ありがとう。

この論文についての記事では、

生まれ月による差は想像以上に長く続くとするとした上で、

早生まれの不利は、高校入試にもあらわれています。3月生まれと4月生まれで入学した高校の偏差値を比べると4.5も違います。大学の進学率も早生まれの方が低く、これは日本に限らず、アメリカやカナダでも同じ傾向があります。さらに早生まれの人の不利は大人になっても消えず、早生まれの人は30~34歳の所得が4%低くなるという研究報告が出ています。

と掲載されています。

なぜこんなことが起きるのか、山口教授によると、理解の鍵になるのは「認知能力」と「非認知能力」という概念だという。

また、入試制度についても触れている。

生まれ月によって生じた差は、入試制度によって固定化されてしまうのです。遅生まれの子供は偏差値の高い高校に進み、優秀な教師や友人と出会い、レベルの高い大学に入学し、一流会社に入社するといった正のスパイラルに乗りやすく、早生まれの子供は負のスパイラルに陥りがちになります。だから、成人になっても差が続くと考えられます。

ここからは割と専門的な話なので、詳しくはリンクの記事を読んでもらえればと思います。

https://news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/18750226/?__twitter_impression=true

高校の偏差値で4.5の差って本気でヤバくないですか?

30代になって所得に差があるって、もうなんて言えばいいのか。

メンタル面が大きいのでは?

山口教授はさすが研究者という原因追及をしています。

ホント専門家はすごいですよね。

でも、ただのサラリーマンのワタシにもこれまでの経験・体感があります。

ワタシは2人の子供を育ててきましたし、少年サッカーのコーチもしています。

なんのエビデンスもありませんが、そんなワタシが思う一番の問題点は「メンタル」です。

「友達よりデキル」という自信は、子供をさらに成長させますし、
逆に、「友達よりデキナイ」と自信を失くすと、「頑張らない」悪循環に陥ってしまいます。

小学生年代を自信満々で過ごした人と、劣等感の中で過ごさざるを得なかった人では、その後の人生に大きな差が生まれるのは当然ではないでしょうか。

また、学年の中で「デキル方」でなければ、持って生まれた才能に気づきません。

ただ単に体の発育がまだなだけなのに、本当はデキル子がデキナイと感じてしまうのです。

最大で5年の差

誕生日での成長差は分かりやすいと思いますが、そもそも、人によって成長のスピードには差があります。

一気に身長が伸びる成長期は人によって違いますよね。

そういうことです。

これには最大2年の差があると言われています。

平均より2年成長が早い子と、平均より2年成長が遅い子とでは、単純計算で4年の成長差があります。

これに誕生日の成長差を加えると、
例えば、4月生まれの成長が早い子と、3月生まれの成長が遅い子では、成長スピードに5年の差があるということになります。

要するに、最悪の場合、成長レベル的に小1と小6が同じ学年にされて競わされているようなものになってしまいます。

例えば、「足が速い」という才能を持っていても、さすがに小1は小6には勝てません。
単純に分けられた「同学年」の中では速くないわけですから。

だから、その子は、自分が「足が速い」ということを知らないまま成長することになります。

中学校、高校と進み、体の成長が運よく追いつけば、どこかで「足が速い」ことに気が付くかもしれませんが、そのときはもう手遅れの場合が多いでしょう。

子供の頃に「足が速い」ことに気が付いていれば、陸上を専門的に習ったり、そんなモチベーションになったかもしれないのに。

当然ですが、これは「足の速さ」だけの問題ではありません。

サッカーも野球も、勉強も、すべてにおいて同じです。
また、友達作りや恋愛でも同じかもしれません。

このように、とんでもなく重いハンデを背負わされる子供が現実にいるのです。

山口教授は、入試制度で固定化されるとしています。

それはそのとおりでしょう。

ハッキリとした形で表れるのは入試です。

でも、その大元にあるのは、子供が自信を持てるかどうか、「メンタル」ではないでしょうか。

マジで変えたい

ワタシはこの問題、本気で変えなければならないと思っています。

でも、当たり前ですが、ワタシにそんな力はありません。

実際に変えるのは、政治家であり、文部科学省であり、公務員の方々でしょう。

しかし、そいつらは絶対に動きません。
理由なんて知らないけど、こういった世の中が大きく変わるような課題に対して、彼らが動くことはないでしょう。

だけど、「じゃあ、変わらないね。」で終わらせてはダメな問題だと思っています。
思っているからこそ、こうやってブログにも書いています。

だから、もし、この記事に共感してくれる人がいるのなら、この話を誰かに話してください。

「あんなこんなで、ヤバいんだよ。」って話をしてください。

それが多くの人に届けば、大きな流れになります。
国が動かざるを得ないような流れになれば、世の中は変わります。

という、微かな望みを信じて、ワタシはこの問題を考え続けていきたいと思っています。

早生まれの子へ

とはいえ、今現在も早生まれの子は大変な状況で過ごしています。

とにかくメンタルを強く持ってほしい。
自信を失わないでほしい。

絶対にいつか成長は追いつきます。
それを信じて強いメンタルで過ごしてほしい。

日本代表選手には、早生まれの選手がたくさんいます!

そして、周りの大人の役割は重要です。

同学年を絶対視して比較するのはやめましょう。

お子さんの同じクラスに勉強もスポーツも優秀な子がいたら聞いてみてください。

「その子は何月生まれなの?」

もし、その子が4月や5月生まれで、自分の子が早生まれなら、「大丈夫だよ」と声をかけてあげましょう。

「いつか追いつくように頑張ろうね、絶対に大丈夫だから。」と自信を与えてあげましょう。

また、誕生月だけでなく、個々の成長のスピードも見るようにしてください。
身長の伸びは?声変わりは?大切な場所への毛の生え方は?

成長スピードを見る方法はたくさんあります。

少年サッカーのコーチで、新しい学年を持ったり、新入部員が加入したりするとき、ワタシは、ほとんどの子の誕生月を当てることができました。

あ、この子は4月か5月だな。とか、あ、この子は早生まれかな?と。

これは、運動能力もありますが、一番は表情です。

自信のある表情をしているのか、そうでないのか。

自信なさそうな早生まれの子を見るたびに、「どうにかしていい方向に」と悩んでいます。

本当は大きな流れで制度自体を変えたいけど、絶対にすぐにはそうはならないから。
せめて、出会う子にはメンタル面のケアをしていきたいと思います。

日本は資本主義国家です。
お手手つないで仲良くよりも、競争が必須の社会です。

それはそれでいいでしょう。
そうやって日本は発展してきました。

でも、スタートラインは平等でなくてはいけません。
子供のスタートは合わさなければなりません。

誕生日で不公平なんてあっていいはずがありません。

山口教授は入試にスポットを当てていましたが、少年サッカーの世界でもこの問題は顕著です。

子供の成長差によるフィジカルの差はなんともなりません。

だから、せめてメンタルを保てる助けをしようと思いますし、こうやって「こんな問題があるんだよ」ということを伝え続けていきたいと思います。

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