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無駄な走り込みはやめろ!波紋を呼ぶダルビッシュ有の発言。

大リーガーのダルビッシュ有さんのツイートが波紋を呼んでいます。

野球に対して言ったことだと思うけど、サッカーでも同じ議論は至る所であります。

昭和の時代に比べると、だいぶマシにはなったとはいえ、それでもまだまだ根強い「根性見せろ!」系の練習について、ダルビッシュ投手は、はっきりと否定し、「虐待」とまで言いました

これに対して、世間から賛成と反対の両論が出ているのです。

ダルビッシュ投手に大賛成で、特に少年時代は「楽しい100%」でいいという考えのワタシとしては、未だに反対意見が多いことに驚きましたが、それが日本の現状なのでしょう。

ダルビッシュ投手は、寄せられた様々な意見に対して、積極的に返信し、議論を深めています。

人それぞれ色んな意見があると思いますが、こうやって、批判を恐れずに発信して、さらに議論が深まっていくことは、皆にとっていいことだと思います。

この記事では、それらの議論を紹介しながら、ワタシなりの意見を書いていきます。

潰れる才能と伸びる才能

まず、事実として、根性系の無理なフィジカルトレーニングをすることで、怪我をする選手と伸びる選手がいます。

この問題の是非を考えるうえで、論点のポイントは、もしかしたらこれだけなのかもしれません。

(伸びる選手は、本当に根性練習のおかげかは分からないけど、そう過去を振り返る一流プロも一定数います。)

ダルビッシュ投手も、「潰れる才能」について触れています。

詳しくはTwitterを見ていただければと思いますが、

  • 度が過ぎると練習はあなたの才能を奪う。
  • 度(限界)を理解することで沢山の才能を守ることができる。
  • 自分がその時代(昔)にいたらすぐ壊れています。、
  • それで才能ある選手がかなり潰されています。

このように、やり過ぎで才能が潰れている現実を嘆いています。

一方、「伸びる才能」派もダルビッシュ投手に意見を投げかけています。

  • ダルビッシュがなんと言おうと、必要と思えばやったらいい。
  • 厳しい練習に耐えて勝つ喜びを知ることにも価値はある。
  • 優しい指導で物足りなくなる選手の気持とか全く考慮してない
  • 子供たちが真に受けて全く走らなくてもいいと思いかねないので走り込み不要論やめてほしい。
  • 才能がない人は練習しないと試合で活躍できない。ダルビッシュには分からない。
  • 練習のツラさより、ベンチで試合を観る方がツラい。
  • 走り込みや投げ込みでフィジカルを作るのは誤りではない。
  • 何が合うかはその人次第では?

このように、走り込みは必要、厳しい練習も必要だという意見もたくさんあります。

サッカーを楽しむこと

自分は、ずっと一貫して少年サッカーは「楽しさ100%」でいいと考えています。

走り込みなんか絶対させないし、なんならアップのジョグですら、ドリブルさせながらやっています。
(走るだけよりドリブルの方が楽しめるから。)

この点についてもダルビッシュ投手は触れています。

  • みんなが「今日の野球楽しかったね!」って笑顔になれる環境づくりが必要
  • 「練習キツすぎてもう嫌だ」「今日の練習楽しみ」皆さんはどっちのセリフを子供から聞きたいでしょうか?

ダルビッシュ投手は、科学的な根拠をたくさん勉強し、多くの知識を元に発信してくれています。

それに比べワタシは、「とにかく、少年に走るだけの練習なんか必要ない。」と考えているだけで、科学的な事実に基づいて言っているわけではありません。

「まずはサッカーを好きになってもらいたい。」「そうじゃないと将来伸びない。」という感情的なことから言っています。

ここは自分も反省し、もっと勉強しなければならない。ちゃんと科学的な視点でも子どもたちを見れるようにならなければと。

一連の論議を見てそう思いました。

少年サッカーは「楽しさ100%」という思いは変わらないけど、しっかりとした科学的な事実、根拠の勉強も必要です。

練習は嘘をつかないの意味

ダルビッシュ投手は、練習についてこう言っています。

練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。

要するに、脳筋的な走り込みばっかりしていてもダメだよってことでしょう。
しっかりと頭を使って、工夫して練習しないと効率悪いよと、そんなことが言いたいのだと思います。

これは本当にその通りで、「練習したら絶対に上手くなる。」前提で考えれば、「練習は普通に嘘をつく。」は間違いありません。

でも、逆に「ちゃんとした練習をしないと上達しない。」を前提に考えれば、「走り込みばっかりしたって上手くならない。」ことは、「練習は嘘をつかない。」ということです。

「練習の内容は嘘をつかない」とも言えますよね。

日本では、まだまだ前者のイメージが強いと思うけど、早く後者が常識になればいいなと思っています。

「血と汗と涙」の積み重ねでヒーローが生まれるのは漫画だけでいい。

昭和体育会系からの脱却

とにかく一刻も早く、昭和の体育会系からの脱却が求められます。

いつの時代でも、走り込みが好きな子どもはいません。
でも、いつの時代にも走り込みをさせたがる指導者は多くいます。

こんなアホなミスマッチは、早くなくさなければなりません。

今の時代は、調べればたくさんの科学的な情報を見ることができるし、最低限のことは勉強できます。

世界の各国では、すでに科学的根拠を元に過度な練習は行われていません。
(元々ほぼないけど。)

ワタシは学生時代、「ヤル気があったら喉は乾かない。」と言われ、水を飲ませてもらえませんでした。
ちょっと何を言ってるのか分からないくらいアホな指導で、さすがに今はそこまでの指導者はいないと思うけど、勘違いはたくさん残っています。

  • 練習試合を何本も連続でやる
  • 待ち時間ばっかりで拘束時間が異様に長い休日の(練習)試合
  • 怒鳴る
  • 罰走

他にもたくさんのアホなことが各チームで行われていることと思います。

いい加減目を覚ましましょう。

根性では上達しません
努力は大切だけど、「無駄な」努力も存在します。

これは絶対的な事実です。

厳しい練習をやり切ったことで「達成感」を感じてはダメ。
あの練習を乗り越えたことを「自信」にしてはダメ。

達成感は試合で結果を残したときに感じるものです。
本当の自信は、試合で活躍したときに生まれるのです。

令和の時代。
スポーツは、根性から科学にシフトする時代となるだろう。

最後にデンマークサッカー協会の少年指導10か条を紹介します。

デンマークサッカー協会 少年指導10か条

  1. 子どもたちはあなたのモノではない。
  2. 子どもたちはサッカーに夢中だ。
  3. 子どもたちはあなたとともにサッカー人生を歩んでいる。
  4. 子どもたちから求められることはあってもあなたから求めてはいけない。
  5. あなたの欲望を子どもたちを介して満たしてはならない。
  6. アドバイスはしてもあなたの考えを押し付けてはいけない。
  7. 子どもの体を守ること。しかし子どもたちの魂まで踏み込んではいけない。
  8. コーチは子どもの心になること。しかし子どもたちに大人のサッカーをさせてはいけない。
  9. コーチが子どもたちのサッカー人生をサポートすることは大切だ。しかし、自分で考えさせることが必要だ。
  10. コーチは子供を教え導くことはできる。しかし、勝つことが大切か否かを決めるのは子供たち自身だ。

「子どもたちの魂まで踏み込んではならない。」
これが一番意外でした。

日本では、逆に魂まで踏み込んで熱く繋がることが正しいとされている風潮もあるから。

この10か条をしっかりと胸に刻んで活動しよう。

I love soccer⚽

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