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少年サッカー、子供の調子が悪いときに考えるべき3つのこと。「やっとサッカーが再開したのに調子が出ない」理由とは?

まだまだ油断は禁物ですが、緊急事態宣言が解除されて、徐々に日常が戻ろうとしています。

少年サッカーでも多くのチームが練習を再開しました。
Jリーグも再開に向けて動き出しています。

「遅れた分を取り戻そう!」と頑張っているサッカー少年もたくさんいることでしょう。

近所のグラウンドから、サッカーの「音」が聞こえてくるだけで嬉しくなります。

さて、みなさん。
再開後の調子はどうですか?

「あれ?なんか上手くできない。」という子はいませんか?

特に小学校高学年から中学生くらいの子。
「あれ?」って選手、多いんじゃないですか?

今回に限らず、調子を崩すことは誰にでもあることで、「ん?あれ?」っと、出来ていたことが出来なくなったりします。

子供の調子が悪いと大人は心配ですよね。
アレコレ調べたり、アドバイスしたり。

でも、なかなか戻らなくて・・・

そんな方に向けて、
今日は、「でも、案外大した問題じゃないのかもしれない」ってことを書きます。

サッカー少年の調子が悪い3つの理由

子供の調子が悪くなるときの原因は大きく分けて3つ。

1 疲れ(怪我)

一つ目は「疲れ(怪我)」です。

分かりますよね。
疲れが溜まれば当たり前に動きのキレが悪くなります。

また、日本は怪我しても休まない子供が本当に多い。

  • 成長痛だから大丈夫。
  • みんな何かの痛みを抱えながらやっている。
  • 今は頑張るとき。
  • この大会だけは。

様々な非科学的な理由をこじつけて休まない。(休ませない)

「痛みを我慢しながら、毎日長時間の練習に耐える。」というのは、一見素晴らしい努力に見えがちです。
漫画なら感動的な最高の場面かもしれません。

でも、現実は違う。
練習は、適度な負荷で行うのが一番です。

やりすぎは調子を悪くするだけで、「痛みを抱えながら」なんていうのは絶対にダメ。

よく次のようなことが言われます。

練習は、常に100%でやることが大切。
100%で練習するからこそ、試合で100%が出せる。

これはこの通りですが、「100%」を勘違いしている人が多いように感じます。

「練習で100%頑張るから試合で100%が出せる。」

と考えていませんか?

精神論的にはこれも間違っていないのかもしれませんが、もっと大切な100%があります。

それは、プレーです。

練習で自分の持っている力の100%を出しているからこそ、試合でも100%が出せます。

疲れが溜まったときに、80%のキレと動きで練習してもダメ。むしろ逆効果。

練習は常に自分のベストを出し続けるからこそ伸びます。

ここで言う「ベスト」とは、やる気や努力で、疲れや怪我を我慢した「その日のベスト」ではなく、「持っている実力のベスト、ベストパフォーマンス」のことです。

「調子が悪いな」と思ったときはまず「疲れてないか」を考えてみてください。

そして、場合によっては思い切って休みましょう。

親族の冠婚葬祭や家族旅行などで、仕方なく練習を休んだ少年が、復帰後に信じられないくらいに調子がよくなったケースをたくさん見てきました。

いかに無理していたのかが分かるケースですよね。

適度に休むことも練習のうちなのです。

2 メンタル

次はメンタルです。

子供は何も考えていないようで、色々と考えているもので、繊細な子もたくさんいます。
また、大人が想像する以上に子供には色んなことが起こっています。

  • 友達とケンカした。
  • 好きな女の子にフラれた。
  • 先生に怒られた。
  • 給食が美味しくなかった。
  • テストの点が悪かった。
  • 忘れ物をした。
  • 兄弟ケンカをした。
  • 両親の夫婦喧嘩を目撃した。

毎日のように、子供には様々な大事件が起こっています。

試合当日の朝、集合時間は早いし、弁当は作らないといけないしで、イライラしたことはありませんか?

そのイライラを準備の遅い子供にぶつけたり、イライラが原因で夫婦喧嘩に発展したりしていませんか?

ぜひ、我が子の調子が悪かった試合の日の朝を振り返ってみてください。

原因はあなただったのかもしれませんよ。

子供の心は成熟していません。
まだまだユラユラ揺れています。

強そうに見えても、強くはありません。
メンタルの変化はサッカーのプレーの質に直結します。

また、「女の子にフラれた」など、周りの大人はどうすることもできず、本人に立ち直ってもらうしかない問題もたくさんあります。

「メンタルになにかあったのかな?」と思うときは、静かに暖かく見守ってあげてください。

時間のみが解決できることもたくさんあります。



3 クラムジー

最後の3つ目は「クラムジー」です。

今回の自粛明けに調子が悪いという子は、もしかしたらこれかもしれません。

今まで当たり前にできていたことが急にできなくなる。体が重い。同じプレーをしているつもりなのに、プレーにキレがない。
疲れも溜まってないし、怪我もしていない。原因が分からない不調。

こんな症状の子は「クラムジー」と呼ばれる現象に直面しているのかもしれません。

「クラムジー」とは、13~15歳頃に誰にでも訪れる可能性のある現象で、急激に身体が成長する第二次成長期に、体と感覚のバランスが崩れ、以前に獲得した技術を思うように発揮できなくなる時期のことをいいます。

英語(Clumsy)は、「不器用な、ぎこちない」という意味を持っています。

一気に身長が伸びたから、自分の体を自由に扱えなくなってしまっているのです。

いつもより長いバットで野球したり、大きいラケットでテニスをするようなもので、前のようにできないのは、ある意味で当たり前。

特に今回の自粛期間中に成長期を迎えている子はこの状態になっている子が多いかと思います。

ただでさえ、サッカーを休んでボールを扱う感覚が鈍っているのに、体まで急激に成長してしまっては、上手くボールを扱えるわけがありません。

でも、焦る必要はありません。
習得したテクニックがなくなるわけではありません。

一時的にチグハグになってしまっただけで、足も脳も覚えています。
しっかりと練習していけば取り戻せる可能性が高い症状です。

クラムジーを克服した後には、さらなる飛躍が待っています。

「クラムジー」は誰にでも起こりうる現象です。

でも、存在自体を知らない人がいて、「下手になった」と感じて、最悪の場合、サッカーをやめてしまうこともあります。

まずはこんな症状があるということを知ってください。

「クラムジー」でググれば専門的な記事はたくさん出てきます。

「クラブジー」を正しく知ってお子さんに適切なアドバイスをしてあげてください。

ごく普通の成長過程なのに、自信をなくしてやめてしまうのは悲しいことです。

一喜はしてもいい、一憂はしたらダメ

ここまで、子供が調子が悪くなるときの3つの原因について書いてきました。

いいプレーは、その都度喜んでかまいません。
「上手くなったな。」「ナイスプレー!」と褒めてあげましょう。

でも、調子が悪いときは、その都度悩まないようにしましょう。

「そのうち良くなるさ。」と穏やかに見守りましょう。

一喜はしてもいいけど、一憂はしたらダメ。

調子が悪いときは大人が悩む以上に子供は悩んでいます。

大人が焦って悩んでは、子供は余計に苦しみます。

I love soccer⚽

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