必読!少年サッカー

全国のサッカー指導者に聞いた「サッカー少年に伝えたいこと」

全国の指導者に聞いた!「サッカー少年に伝えたいことランキング」第1位は!?

と言いながら、まず初めにごめんなさい。
実は、全国の指導者には聞いていません。

ごめんなさい。大げさなタイトルで申し訳ありません。

でも、もし、こんな質問を全国の少年サッカーの指導者に聞いたとして、答えはだいたい分かります。

第1位は、

「サッカーを好きになってほしい」
もしくは、
「サッカーを楽しんでほしい」

このような答えが1番多いことは間違いないと思います。

その後に、2位:止める・蹴るが大切、3位:もっと頭を使え・賢く動けなどがくるでしょう。

逆に、「とにかく走り込みが大事」や「根性ない奴はダメ」などと答える人はほとんどいないと思います。

言ってることとやってることが違う

さて、私はタイトルで嘘をつきました。
全国のサッカー指導者に質問すらしていないのに、「全国のサッカー指導者に聞いた!」などと煽りました。

でも、どうでしょう。
そんな嘘よりもっとたちが悪くないですか?

聞かれたら、「サッカーを好きになってほしい」と答えるくせに、毎日走らせてるあなた。毎日、怒号を響かせているお前。

言ってることとやってることが違いすぎるじぇねえか。
たちが悪すぎるんだよ。

努力と根性と忍耐が大切だとしたら、日本はナンバーワン

長時間の練習、理不尽な走り込み、灼熱の真夏の練習、日に5本も6本もやる練習試合…

もし、これらがサッカーの上達に必要不可欠なものだとしたら、日本はとっくにワールドカップで優勝しています。

日本ほど子供たちに練習させる国はありませんから。

夏休みは練習、試合、合宿、トレセン…
「うちの子はサッカーばっかりで。サッカーバカなんです。」などと逆マウントをとって喜んでるそこのババア。

あなたは間違っています。

ヨーロッパの子供たちは、プロチームの下部組織でも夏休み中は活動しない(休み)のが普通です。

夏休みは夏休みなのです。

もちろん、その間、完全にサッカーから離れる子もいるだろうし、公園で友達とボールを蹴る子もいると思います。

でも、そこには大人の強制はありません。

「夏休みは毎日サッカー漬けの毎日」で本当にいいんですか?休んでいる国の方がサッカーが強いという事実から目をそむけてはいけません。

また、日本のように、練習試合を1日に何本も行うなんてことは考えられません。

これは、子供の体調を考慮してのことはもちろんですが、それ以上に、そんなことをやっても上達しないからです。

スポーツの練習は、量をこなすことよりも、質を高めることの方が大切です。
短い時間に100%の力を出し切ることが必要なのです。

考えれば簡単です。
だって、試合のために練習するわけですから。

本番の試合に100%の力を発揮するためには、日頃の練習試合からそのクセをつけておく必要があるのです。

「もう一本、もう一本」と何本も続ける練習試合で得られるものは「疲れ」だけでしょう。

こんなことをしてると、80%の力で体力の限界までやり切ることを体が覚えます。

そして、80%の力が自分の力になってしまいます。(100%が出せなくなる。)

成果は「疲れ」や「時間」で判断してはいけません。

「強度」と「集中」が大切です。

「もう終わりかあ」くらいが丁度いい

自分の子供に、「いつも練習頑張って偉いね」などと優しい感情を持っている保護者の皆様。

いい加減に勘違いはやめましょう。

頑張ってないくらいが丁度いいのです。

体力的には、日に1時間30分くらいの練習で十分くたくたになります。集中して強度の高い練習をして、くたくたになればいいのです。

でも、頭と心の余力は残すべきです。

3時間以上、練習や試合をすると、体はもちろんですが、頭と心が疲れます。
「わーわー」言う指導者のチームではなおさらです。

頭と心が疲れると練習が嫌いになります。
サッカーは好き、試合も好き、友達も好き、でも、練習は嫌。

こんなありえない状況が日本全国にあります。

「プロになるために」「夢を叶えるために」
辛くて厳しい練習に耐える!って、バカですか?

繰り返しますが、苦行をすれば上手くなるのであれば、日本は世界ナンバーワンです。

「苦しい」と「上達する」は別物です。

「サッカーが好きなのに、サッカーの練習は嫌い」の異常度の高さを認識しましょう。

これは間違いなく頭と心が疲れている証拠です。

練習時間を短くして、「もう終わりかあ、もっとやりたかったな。」と思えるくらい頭と心に余裕があれば、「早く次の練習に行きたい」となり、それはその練習に集中して臨むことにつながり、その集中力が練習の強度を上げるのです。

そして、練習の強度が上がるから、練習時間は短くても大丈夫になり、永遠に正のループが続きます。

日本の場合は、練習時間が長い→練習が嫌→集中しきれない→強度が下がる→長時間やらないと→練習時間が長い…
と負のループに陥っています。

練習時間は2時間未満、練習試合は1日1本、週に多くても2本。
これくらいが丁度いいと思います。

成功者が出るからたちが悪い

この日本古来からの課題、努力・根性・忍耐の体育会系問題。

なかなか改善されません。

これはこの方法でも成功する勇者たちがいるからです。

体が強く、心の忍耐力も強い。とにかく修行修行修行。そんなドラゴンボールのキャラみたいな人がいます。

そして、そのような人は、「死ぬほど努力したから今がある」「あの先生の鬼のシゴキがあったからこそ」などと語ります。

本当にそう思っているのでしょう。そりゃそうですよね。血の滲むような努力をして成功したんだから、まさか「その努力がなくても成功していたかも。」などとは考えません。

で、その話を聞いた子供や親が、「やっぱり尋常じゃない努力が必要なんだ」と勘違いします。指導者も同じです。

本当にどうしたもんかと、未来が心配になります。

でも、断言します。死にかけても戦闘力は上がりません。
ドラゴンボールに出てくる悟空やベジータなどのサイヤ人は、死にかけて復活すると強くなると設定されています。

しかし、こんなこと現実世界ではありえません。

死ぬほどの練習で得られるのは、体への負荷からくる「怪我しやすい体への片道切符」です。

親次第で子供は救われる

この問題。
チームに解決を求めても無駄です。指導者の体制が変わらない限り絶対に変わりません。

ですから、ひどい場合は子供を移籍させましょう。

これは逃げでもなんでもありません。選択です。

ラーメンを食べるときに、美味しいラーメン屋を選ぶのと同じことです。
いいチームを選びましょう。

長時間の練習、何本も繰り返す練習試合、無駄な走り込み、怒号。
これらが常態化しているチームはすぐに抜けましょう。

「そんなこと言ったって。」「そんな簡単にはいかない」などと考えるかもしれません。
保護者間の人間関係や、地域とのつながり、子供の友人関係…

色々とあると思います。
でも、少年サッカーで何より大切なのは「子供がサッカーを楽しむ」ことです。

それをないがしろにして、他のことを大切にすることは本末転倒です。

よく考えてみてください。

サッカーをする子供たち全員が「練習が楽しみ」となりますように。

I love soccer⚽

もっと少年サッカーの情報が見たい人はこちらをクリック↓

にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへ
にほんブログ村

多くの少年サッカーの記事が掲載されています。

ブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村